疲れ眼とは、一時的な目の疲れをいいます。
これは、一晩ゆっくり眠るなど、十分な休養をとることで回復します。
眼精疲労とは、十分に目を休ませても目の痛みや頭痛、かすみなどの症状が残ったり、すぐに目の疲れがでてきたりするものです。
眼精疲労の原因は、
など、さまざまです。
1は、めがね、コンタクトレンズを適切に処方することで改善する可能性があります。
2については、ヒアルロン酸の点眼などで乾燥を防ぐのが効果的です。
3、4については生活習慣の改善が第一ですが、ビタミン剤や調節麻痺剤等の点眼も効果的です。
見えにくい、かすむといった症状がある場合には、
その他いろいろな病気の可能性があります。
めがねを調整すればよいもの、点眼治療のできるものから、緊急手術の必要なものまでさまざまな病気が考えられますので、できるだけ早く眼科を受診してください。
角膜炎 角膜潰瘍 白内障 ぶどう膜炎
まぶしさを感じる場合には、充血、目やにを伴う角膜炎、角膜潰瘍など角膜の病気、充血を伴って、視力も低下するぶどう膜炎などがあります。
また、初期の白内障では視力が低下するまえにまぶしさを感じることもあります。
網膜はく離や眼底出血などの網膜硝子体の病気 飛蚊症
飛蚊症とは、明るいところや、白い壁、空などを見たときに目の前で虫や糸くずのようなものが飛んでいるようにみえる症状をいいます。
目を動かしても一緒に動いたりして消えません。
網膜裂孔や網膜はく離、眼底出血、ぶどう膜炎による硝子体混濁などの可能性があります。
これらはいずれも早期の治療が必要になりますので、飛蚊症がでてきたり増えたりした場合には、できるだけ早く眼科で診察を受けてください。